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THE BEATLES ANTHOLOGY - BY THE BEATLES

2000-04-03


『THE BEATLES アンソロジー』日本ではリットーミュージックから10月5日発売

アメリカでは75万部、イギリスでは35万部の予約をすでに取り付けているアンソロジー・ブックだが、8月11日からようやく日本でも予約が開始となる。

アンソロジー・ブックの日本における販売権はリットーミュージック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:塚本慶一郎)が獲得、全国の書店、レコード店、またWEB上(インプレス・ダイレクト)でも予約を受け付ける。

詳細はリットーミュージックTHE BEATLESアンソロジーWEBで。

THE BEATLES アンソロジー〈概要〉

◆正式書名  THE BEATLES アンソロジー
◆価格  本体6,800円+税
◆版型  B4変型
◆総ページ数  368ページ
◆掲載写真点数  約800点
◆ネーム  728,770語
◆発売スケジュール  2000年10月5日(木) 13カ国語バージョン世界各国同時発売
◆予約受付  全国書店、楽器店、レコード店、「THE BEATLS アンソロジーWeb」(URL:http://www.rittor−music.co.jp/beatles/)、リットーミュージックカスタマーセンターにて8月11日(金)より開始
◆予約特典  全予約者のうち 1.先着20,000名様にビートルズ・アンソロジー・オフィシャルポスター 2.上記に加え「THE BEATLSアンソロジーWeb」での予約者に限り、先着3,000名様にビートルズ・アンソロジー・オフィシャル・バッグをプレゼントいたします
◆制作  ザ・ビートルズのメンバーが創設したアップル・レコード(APPLE Corps Ltd.)が総力をあげてプロジェクトを編成。ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの3人を始め、元ロード・マネージャーで現APPLE Corp社長のニール・アスピノール、元宣伝スタッフの故デレク・テイラー、クラウス・フォアマンら多くのスタッフが全面協力し、多くの歳月をかけて完成。
◆訳者紹介  ザ・ビートルズ・クラブ(BCC)。日本で唯一の公認クラブ。ビートルズが生んだ音楽、文化を継承し、より創造的に発展させていくことをめざして、さまざまな活動を行っています。
■問い合わせ先 リットーミュージック  カスタマーセンター  TEL:03−5213−9296  FAX:03−5275−2443 ※発表日 2000年7月25日


リンゴが伝記の制作について語る

リンゴが電話でのインタヴューの中でオールスター・バンドのことなどについて答えたが、アンソロジー・ブックについても発言をした。

「3人とも記憶は本当におぼろげです。」と彼は言う。「僕らはビートルズに関する事柄について、同じ質問を3人がみんな別々に訊かれました。それから全員が一緒に丸くなって座って同じ質問をされました。それを済ませた後で、埋められなかった空白を埋めるためにまた3人が個別にインタヴューを受けるんです。で、今度はそれらを全部読まなくてはいけません。それについて、ああ僕はこれは忘れちゃったとか俺はそっちを忘れたとか言うんです。」
「これがビートルズの、ビートルズによる最終章になればと思います。…君たちはこれについても述べていないしあれについても述べていないじゃないかと言う人がいることは確かです。述べられる限りのことが言えるといいなと思っているんです。」

ビートルズ解散の本当の理由 - アンソロジー・ブック・プレビュー

今も健在でいるビートルズのメンバーの手によって書かれた新しい本は、ビートルズの解散についての疑問に終止符を打とうとするものだが、この本によると、グループを離れると最初に言い出したのは確かにジョンであったと言う。

「THE BEATLES アンソロジー」の中で - 今週その抜粋が英サンデー・テレグラフ紙に掲載された - ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリソン、リンゴ・スターは、ビートルズがリバプールのティーン・エイジャーからロック界の伝説となるまでの旅の記録を正しいものに改めようと企てている。

10月に英国や米国(及び日本を含む世界各地)で発売が予定されているこの本は、メンバー3人によって6年の月日をかけてなされた仕事であると、このプロジェクトを昨春公表した際にサンデー・テレグラフが発表した。ポール(57)、ジョージ(57)、リンゴ(59)は1200枚の大部分は未発表の写真をこの本のために集めたと同紙は伝えている。

今週掲載された抜粋の中で、ジョンがいかにしてグループを離れ、ヨーコ・オノとのレコードに向かったのかについて3人は回想している。ポールのことを解散に拍車をかけた人物と信じている人もいるが、彼は単に解散が決まってから数ヵ月後の1970年に事実を公表する役割を果たしただけなのだ。

「かれは僕に対してちょっと苛立っていた。それはきっと、解散を発表するにしろしないにしろ、ジョンは自分がその役割を果たしたかったからだと思う。」抜粋の中でポールはこう語っている。

またメンバーはドラッグの使用や、ハンブルグの貧民街、いわゆる赤線のレーパーバーンで演奏していた純情なティーンエイジャー時代についてもあからさまに語っている。「ハンブルグは実に驚きの連続だった」とポールは抜粋の中で語っている。「僕らがそこへ向かう前は子供だったけど、戻った時には・・・大人びた子供になってたんだ!」

「性的な意味合いにおいてもショックを受けた。」と彼は補足している。

バンドの重要な出来事についての意見もメンバーは食い違いを続けているということが本からは見て取れる。

「ジョンが『俺はやめるよ』と言った瞬間にバンドは終わったと感じた。」とポールは言っている。リンゴは反論する。「何とか続けていけるという可能性はいつだって残されていたはずだ。」という彼の発言を同紙は抜粋している。

メンバー3人の緊張が、解散後30年たった今も消えてはいないこともインタビューから分かる。

「ビートルズを利用するのがポールのやり方なんだ。」とジョージは言う。「今だって、もし彼がツアーを行う気になったら、彼はマスコミに3人がまた集まるとか何とかを都合よく話すんだってことだよ。」

 

 

 

 

 

 


過去のニュースより▼

ビートルズのメンバーによる初の自伝

"THE BEATLES ANTHOLOGY" BY THE BEATLES
『ザ・ビートルズ・アンソロジー』

4月2日付の英日曜紙「サンデー・テレグラフ」によると、元ビートルズのメンバー3人 (ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリソン、リンゴ・スター) がグループの歴史を語った初の自伝「ザ・ビートルズ・アンソロジー」が今年秋に出版さ れる。伝記は年代順に活動の様子を振り返り、麻薬の使用や人間関係悪化による解 散といったグループの陰の部分にも触れている。メンバーのポール・マッカートニー さん(57)ら3人はこの6年間、直接会って記録や記憶を整理し、これを有名作 家が原稿にまとめた。マッカートニーさんは「真実を明らかにすることで、これま で出回っていた神話は一掃されるだろう」と話している。

2000年10月5日に世界同時発売

 


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アマゾン・コムによればこの本は2000年10月5日に世界中で発売される。定価は60ドル。368ページのハード・カバー版で、英語で言うと34万語の記述がなされ、未発表のものを含む1300もの写真が掲載される。

ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリソン、リンゴ・スターが自ら語るのはもちろん、世界中から資料を集めてくることによってジョン・レノンの言葉も載せられることになる。オノ・ヨーコも協力する。

またビートルズは私的に、あるいはAPPLEやEMIに保存しておいた貴重な資料や未発表の写真等をこの本のために特別に提供する。家族と写した個人的な写真が発表され、ビートルズのメンバーがリバプールでおくっていた少年時代が蘇らせられる。そして有名になる過程や絶頂にある時期、そしてついに解散をむかえるまでを詳細に語ってくれる。

ビートルズに関係した本はそれこそ星の数ほどあれ、これがビートルズ本の「決定版」となることは間違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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