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ジョン・レノン殺害犯、釈放否認される

2000-10-04

■ニューヨーク州仮釈放審議委員会のジョン・レノン殺害犯マーク・デイビッド・チャップマンの仮釈放否認決定文(10月3日)

仮釈放は否認される。

あなたは犠牲者ジョン・レノンを殺害し、その際特殊38口径チャーター軍用リボルバーを発砲、先端の落ち窪んだ銃弾を込めていた。

あなたは5の全ての薬室から銃弾を発砲し、ちょうど4発をレノン氏に命中させた。

あなたが当殺人を犯す際、レノン氏は自宅へ戻ろうとしているところで、妻であるヨーコ氏を同伴していた。

当行為は計画的であり、かつ恨みが動機ではない。あなたは当犯罪をそのはるか前から計画しており、ジョン・レノンに致命的な危害を加えるという強い思いに取りつかれていたことは明白である。

レノン氏は世界的な有名人であっただけではなく、夫であり2人の小さな子供の父親でもあった。

あなたが服役していた間絶えず模範的な囚人であったという記録は、当陪審員が認知し考慮してきたことである。

当陪審員はまた、あなたが特殊な家庭環境に長く身を置いていたことで、反暴力的、反攻撃的な情操教育を受けられなかったということも同様に考慮している。

あなたの悪意に満ちた暴力的な行為は明らかに自分が認知される必要からなされたものである。

今回の審問を通して、当陪審員はあなたの名声への絶えざる興味を認めた。

全ての要素を審理する場合、任意釈放は不適切であると決定される。

また、当陪審員は、仮釈放監督のために現時点であなたを自由の身にすることが犯罪の重大さを否定し、法に対する敬意を傷つけるものと信ずる。

 

 

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